当院の、ラジオ波を使用した温熱療法についてご紹介いたします。
ラジオ波とは?
ラジオ波は、体に痛みなどの刺激を感じさせることなく、高い温熱効果を得ることができます。
お腹や背中に、アースとなるステンレスのプレートを敷き、電極となるプローブとの間に電流を流すことで、体内分子を振動させることができるので、その電流が流れている皮膚から5cm~10cmの真皮層を、体内温度3~5℃上げることができます(20分間ラジオ波を当てた場合)。
ラジオ波による施術の効能としては、
- 血流・リンパの流れが良くなる→肌のくすみ、むくみ、新陳代謝改善
- 筋膜など組織同士の癒着をはがしやすくなる→痛みの改善
- 筋肉や腱を柔らかくすることができる
- 関節の可動域が大きくなる
- 自然と筋肉や関節が硬い箇所から温熱作用が働く(ラジオ波の特性)
- 広範囲に温熱作用が効く
- 体内温度が3~5℃高まる
- 高まった温度が3~4時間持続する ※ラジオ波を20分当てた場合です。感覚には個人差があります
などがあります。
入浴後の温かさは、ほとんど皮膚周りしか温水で温められていないため、数分後には温かさが消えてしまいがちですが、ラジオ波で20分温めた箇所は、施術後3~4時間、ぽかぽかと皮膚から深いところが温かいまま下がりません。
ぽかぽか気持ち良さと、優れたほぐし効果が合わさった贅沢な時間を、是非お試しください
至福の温熱療法
【ラジオ波】の特徴
1. ラジオ波を使用
温めることに特化したラジオ波。患部をアースプレートと、電極となるプローブで挟んで高周波電流を流すため、発生する上昇体内温度、範囲は非常に高く広く、温めるという役割に関しては、当院の超音波治療器よりも上になります。
特にすごいのは、ラジオ波は抵抗が高い所にエネルギーが集まるということ。つまり、施術しているお体の中で、筋肉が収縮して血流を悪くしているところ、あるいは動きが悪くなっている関節を、ラジオ波が自動的に、そこから温めてくれます。
2. ラジオ波の優れた温熱効果+指圧効果
ラジオ波の熱でしっかり患部を温めたら、施術者の手を介してラジオ波を流すことができます。
そのことで、ラジオ波の温熱を維持した施術者の手によって指圧、さすり、ほぐしを行うことができます。
筋肉や筋膜のコラーゲンなどの温度を上げ、柔らかくした状態で手技によるほぐしを行うことができるため、一度の施術後に実感できる変化も、特別なものになります。
至福の温熱療法【ラジオ波】の流れ
- アース板を背中、またはお腹に当てる
- ラジオ波を使うのに必須のアースプレートを、背中またはお腹に当てながらベッドに寝ます
- 目的の部分にプローブを当て、温熱を始めます
- 肩や腰、背中、股関節など、ご希望の部分にラジオ波を20分に渡ってじっくり施術いたします。アースプレートと、施術しているプローブの間に高周波の電流が行き来することで摩擦熱が発生し、高い温熱効果が得られます。
- 患部温まったら、施術者の指圧、さすりを加えます
- 患部がしっかり温まったら、プローブを施術者の手の甲に乗せ、施術者の手を介してお客様のカラダにラジオ波を通します。
そうすることで、施術者の手からラジオ波の温熱を出すことが出来、高い温熱効果を維持したまま指圧効果、さすりを行えます。
温熱効果が加わることにより、通常よりも高いほぐし効果が期待できます。